鬼が宇宙人であるという仮説

2024年2月22日

これが私の一押しの仮説です.これなら鬼に関する多くの疑問が解決されるからです.

・角は生えていたが,人間に似ていた.
・人里離れた場所に基地を持っていた.
・UFOを持っていて,都と大江山を高速で往復できた。

さて,宇宙人は何のために地球に来ていたのでしょうか?やはり調査ということではないだろうか?UFOの目撃情報は古今多くあるし,映画「インディペンデンス・デイ」のように侵略してこないことを考えるとそう考えざるを得ません.将来,地球に来ている宇宙人と交流ができるようになって「いやあ,千年ほど前に先見調査隊が全滅しちゃったことがあったよ~」なんてことになるかもしれません。

さてこの「鬼=宇宙人」説には,大きな問題があります.それは,宇宙を旅する科学を有する集団が、平安時代の武士に負けるかということです.しかし、ここで面白いのはお酒を飲ませて酔わせたという言い伝えです.多分宇宙人にも有効な毒だったのでしょう.毒を盛って動けなくなったところを仕留めたということで納得せざるを得ません.
また,源頼光様一行は,山伏に扮して鬼の根城に入ったということですが,これは少し無理があるのではないだろうか。まず,宇宙人との会話ができたのであろうか。京の都で人間を殺しまくっている宇宙人が,道に迷った山伏を助けるだろうかということです.
アニメ「ドラえもん」では,これを食べると任意の言語の会話ができるという「ホンヤクこんにゃく」というアイテムがありました.現代社会においても,そろそろ機械通訳が実用化されようとしているので,科学技術の進んだ宇宙人なら十分あり得たと思われます.

UFOとい移動手段を持っていたというのも「鬼=宇宙人」説を説明する好材料です.鬼は,一日で大江山と京都を往復できたといいますが,徒歩では不可能です.道も整備されていなかったので,馬を使っても無理だと思います.また,鬼の集団が京都へ行くのを目撃したという話も聞きません.ここはやはり大江山からUFOで京都に出かけて近くに止めて,仕事をしてUFOで帰ってきたといのであれば納得できます.だから京都から遠い大江山に基地を持つことができたのではないでしょうか.

ところで,鬼が宇宙人であるという仮説は,私の経験に基づくものが含まれています.私は宇宙人に攫われそうになったか,もしくは攫われたことがあるかもしれません.
これは,1983年の冬の真夜中のことです.当時,私は高専受験のために毎晩深夜まで受験勉強をしていました.受験勉強していて気分転換に時々自転車で自宅周辺を走ることがありました.
私の実家のすぐ近くに由良川の支流の桧川という川が流れています.ある日,この川に沿った道を深夜に走っていると,走行中に自転車のライトが急に消えてしまいました.そして,自転車を止めるとあることに気が付きました.辺りが闇,全くの周りが見えない状態になっていました.田舎とはいえ,道路沿いにはいくつかの街灯もあったはずなのですが,それも含めて消えてしまっていました.どうしようかと考えているうちに,シャンシャンという金属をすり合わせる音が遠くから聞こえてきました.相変わらず何も見えないのですが,その音がだんだん近づいてくることはわかりました.そして5~10mに近づいたときに,それがぼんやりと本当に微かにひかるUFOだと気付きました.

残念なことにここからの記憶が曖昧です.自転車を止めたのは,自宅から100mほどのところだったので走って逃げて帰って布団を被って震えて寝たと思うのですが,そもそも全く周りが見えない状態でどうやって自宅の方向に逃げることができたのか覚えていないのです.UFOにさらわれた人はよく記憶が改竄されているという話を聞くがもしかしたらそれかもしれません.記憶では,ぼんやりと淡く微かに光るUFOを見たことしか覚えていませんが,実際はUFO内部に連れ込まれて人体実験を行われ記憶を改竄されて解放されたのかもしれません。

私は大江山周辺に何か理由があって宇宙人の基地が作られ,今も密かに稼働しているのではないかと思います.